ジャンパ連結器

ジャンパ連結器

ジャンパ連結器は、栓受、栓およびジャンパ線からなり、ジャンパ線を介して車両と車両との間を電気的に接続する器具です。列車を動かすための制御回路・電力回路のほか、保安・信号・サービス回路などに利用されています。
製品の特長
  • 27~96芯低圧回路用完全防水アークロック式カプラ。
  • 0.75~5.5㎜2の単芯ケーブルから複合ケーブルに対応。(シールド線含む)
  • 特に厳しい環境の鉄道車両の制御回路の車間渡りとして多くの実績を持つ。
  • 接触部の構造は突合せ式(固定側平面・凹、可動側球面)で、接触圧力が高く、着脱回数500回を保証。

YL10シリーズ

丸型27・55・76芯のジャンパ連結器。主に固定編成の中間部に使用されます。
製品外形図

YL11シリーズ

角型76・96芯のジャンパ連結器。芯数が同じ場合、丸型より小型化できるメリットがあります。主に固定編成の中間部に使用されます。
製品外形図

YL6シリーズ

製品の特長
  • 軽量・コンパクトな27/55芯ボルト締結式コネクタ。
  • 多芯のケーブルを限られたスペースで、かつ屋外や電線の動く箇所で使用する場合に最適です。
形式 YL10 YL11 YL6
定格電圧(V) 100 100 100
最大電流(A/pin) 10 10 10
芯数 27/55/76 76/96 27/55
防水性能 iPX7 iPX7 iPX7
接触方式 突当式 突当式 突当式
連結方式 締付腕方式(アームロック) 締付腕方式(アームロック) ボルト締結
適用電線導体サイズ(mm2) 0.75~5.5 0.75~5.5 0.75~5.5
着脱回数 500回 500回 500回
特徴 耐電線搖動 耐電線搖動 耐電線搖動
主な用途 車間制御回路 車間制御回路 車間制御回路
製品外形図

ジャンパ連結器付きツナギ箱

ジャンパ連結器をツナギ箱に取り付け配線まで完了したものが、ジャンパ連結器付きツナギ箱です。
内部は端子台が設置してあり、配線作業が効率良く行えます。