営業課福家 優 / 2012年入社 「営業先の力になりたい」その熱意が社員を動かした

私鉄など20社以上を担当、雑談からニーズを探る

入社5年目、営業課の福家さんは、関東近郊の私鉄各線を20社以上担当。製品の仕様決定から設計部門との交渉、製品管理、納品後のアフターフォローまでをこなしている。
「お客様ごとにニーズが異なるので、できるだけ電話やメールではなく、直接会って雑談をしながら、コミュニケーションを取るよう心がけています。営業は当社の商品が現場でどう使われているのか、実際に見ることができるのが嬉しいですね。」

「部門を超えて仲が良いんです」

営業先だけでなく、同僚とも積極的に会話をするようにしているという福家さん。営業拠点は東京オフィスにあるため、普段本社の社員とは会う機会が少ない分、高崎に寄る際は様々な部門の社員と会話を交わすのが楽しみだ。
「当社は部門の枠を超えて社員の仲が良いんですよ。今日も社内を回って挨拶してきたんですけれど、『お前が営業の代表としてインタビューを受けるの!?』とからかわれてしまいました(笑)」。

仕事のやりがいを教えてくれた、営業先のある言葉

そんな福家さんが、営業の仕事にやりがいを感じるようになった出来事がある。ある営業先の鉄道で人身事故があり、ユタカ製作所の部品である連結器が大きく破損。半年もの工期を要する大規模な修復作業が必要だった。
一刻も早く復旧させたい。そんな鉄道会社の思いを、高崎の工場で必死に伝えた。「お客さんが困っているんです。何とかなりませんか」――。工場も通常業務でフル稼働していたが「福家が言うならしょうがないな」と思いを汲み取ってくれた。工場に資材メーカーとも掛け合ってもらい、作業は急ピッチで進行。通常半年の工期を4カ月程度にまで圧縮することができた。

「ありがとう。助かったよ。」無事納品を終え、営業先からかけられた言葉が胸にしみた。この仕事をしていて良かったと思えた瞬間だった。「お客様の立場に立って、迅速に対応できるのが当社の良いところ。意見も言いやすいですし、自分の頑張りを活かせる風通しの良い会社だと思います。」
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